ワールドカフェウィーク2009


KDIワールドカフェ 「裏方ほどおいしい仕事はない!」 開催レポート

イベント概要

・タイトル:KDIワールドカフェ 「裏方ほどおいしい仕事はない!」
・団体名:富士ゼロックス KDI
・日時:2009年11月19日
・場所:KDIフューチャーセンター (六本木ティーキューブ15階)
・会費:1,000円
・参加人数:37名
・スタッフ人数:7名

ワールドカフェの内容

・テーマ:「事務局力」
・ラウンド数:4回
・問い
 1.「裏方ほどおいしい仕事はない!」の中で、何をテーマに対話をしたいか?
 2.「事務局の想い・企みに誘いこむには?」
  ※3ラウンド目は2ラウンド目と同じ問い。4ラウンド目は最初に戻っての共有
・工夫したこと
 - コーヒーとスィーツをふんだんに用意しました。
 - 何を対話したいか、というところから全員で話しました。
 - 4ラウンド終わった後、全員で輪になって、著者とのやりとりをしながら、
  「事務局力養成講座」をみんなで作っていこう、という継続化への対話をしました。

当日の様子





 KDIのフューチャーセンターに集まった40名以上のメンバーは、最初からちょっと異様な雰囲気を醸し出していた。なぜなら、KDIのフューチャーセンターは、企業革新のために特別に設計された場であり、知識創造のためのエッセンスがたくさんちりばめられた空間だからだ。対話が始まると、自分こそ、「事務局」や「裏方」だ!という人たちが熱く語り始める。「裏方を他人にはやらせたくないんですよ」であったり、「事務局をやっていても、周囲の巻き込みに本当に苦労しているんですよ」、等々。

 ファシリテータの機転で、最初に「どんなテーマで話したいか?」をテーブル毎に相談。10以上のテーブルから出たアイデアが、すべてホワイトボードになっているフューチャーセンターの壁に書きこまれる。その中で最終的に選ばれたのが、「事務局の想い・企みに誘いこむには?」という問い。(実はこの問い、ホワイトボードマーカーではなく、テーブルの模造紙用に用意された油性マーカーで書かれていたことが後で判明。熱い思いは、簡単には消せないのだ!!)

 対話が続くと、最初は「事務局はたいへん」と言っていた人も、「事務局はおいしい」という人のポジティブパワーに影響され、どんどん前向きに「どうやったらみんなを巻き込めるだろう?」と盛り上がって行った。 最後に全員で輪になると、「事務局力は母親の愛」という意見が多数出た。そのあと著者の想いを述べさせてもらったり、著者に聞け!というコーナーで、たいへん有意義な質疑応答が続いた。質問は、「必死に事務局をやればやるほど、自分で仕事を抱え込んでしまう。どうしたらいいんだろうか?」など、真剣なものばかりであった。

 最後にファシリテータが呼びかけると、「事務局力養成講座」をみんなで作っていこう、一緒に学んでいこう、という気持ちが会場全体に生まれた。こういった変化を起こすことこそ、ワールドカフェの真骨頂だ。

参加者の感想




・事務局力の定義、裏方のメソッドが伝わりました。事務局力の中にが、ファシリテーションや
 コーチング、カウンセリング、プロジェクトマネジメント、、、様々なスキルや概念も入って
 くると思うので、養成講座でそういったものをツールとしていかに使うかのワールドカフェが
 できるといいなと思いました。(堂垣 翔平さん 株式会社ピースマインド)

・初対面の方と打ち解けて自分の想いを語り合うことを実現させてしまう、それこそが事務局力であり、
 うまくその想いに動かされたという充実感があります。「事務局力」とは、人に伝え、共感し合う、
 しかけ人だと思いました。今後も同じ立場の方と意見を交換し合えたらと思います。
 (古矢 直美さん 三洋電機株式会社)

・事務局力とは、リーダーと同じビジョンを共有し、メンバー1人1人に愛を持ち、世界に対する
 洞察と戦略をもって気軽に動ける力。事務局の達人、それぞれのスタンス、あり方は様々ですが、
 結果を出している人たちがカフェテーブルに集い、一緒に話す中で、新たな見方を獲得し、
 シェアしてくれることは本当に貴重な時間となりました。ありがとうございました。
 エネルギー上がりました! (匿名)

・事務局力とは、愛。いいかげんさ。起きているプロセスそのものに満足する力。今、事務局を
 していますが、足りない、うまくいっていないと感じるのは、これがないからかなあと思いました。
 とてもよい気づきになりました。明日からの活動の活力になったと感じます。(匿名)





主催者の感想


・同じメンバーで、もう一回、ネクストステップのワールドカフェをやってみたいと思います。
・協力してくださったワールドカフェ事務局、その他の皆さんに、心から感謝いたします。